HT3050
Hi-speed Link Systemセンター
ハイスピードリンクシステム
HLS(Hi-speed Link System)は、センターとサテライトで構成される、高速な1対N信号伝送システムです。
1つのセンターで最大63台までのサテライトを運用し、1008点入力・1008点出力を行うことができます。センターはサテライトをポーリングしており、全入出力をスキャンする時間はわずか1.9msです。(63サテライト,6Mbps,フルデュープレックス時)
サテライトを意識させないインターフェース
通信プロトコルはハードウェアで実現されており、各サテライトに対応するセンターのI/O ポートをリードライトするだけで、サテライトの入出力が実現できます。
省配線の実現
センター・サテライト間は、1ペアまたは2ペアのツイストケーブルで配線することができます。特に1ペア(2線)での配線は、応答速度よりも省配線を目的とする場合に適しています。
製品ラインアップ
HT3050-U00 | Hi-speed Link System センター RoHS準拠 |
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仕様
コントローラ | MKY33(ステップテクニカ) |
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系統数 | 2 |
接続最大サテライト数 | 63台(1系統には32台まで接続可能) |
出力速度精度 | ±0.1%以下(設定値に対して) |
転送方式 | フルデュープレックス/ハーフデュープレックス |
ボーレート | 3/6/12Mbps |
最大伝送距離 | 各系統200m(6Mbps時推奨値) |
スキャン応答時間 | 1.9ms(6Mbps,フルデュープレックス,サテライト63台接続時) |
占有I/Oアドレス | 2048Byte(16bitデコード,A[9:5]をジャンパ設定) |
IRQ | IRQ2から7をジャンパで選択 |
基板外形サイズ | 90.2×95.9mm(突起部含まず) |
電源電圧 | DC5V±5% |
動作温度範囲 | 0~+70℃ |