HT1030
H8/3067 CPU

SRAM128KBを標準搭載

CPU内蔵のSRAM4KBでは何かと容量不足になりがちですが、HT1030ではSRAM128KBを標準搭載。また、オプションメモリソケットでさらに512KBのSRAM(DIP)が増設できます※1

PC/104準拠の拡張バス信号配列

バスコネクタの信号配列はPC/104規格に準じていますので、HTシリーズのオプトアイソレート入出力やRS232C/485等のモジュールをそのままスタック接続して使用できます※1
またI/O信号はフラットケーブルでの取り出しを考慮し、ボックスピンヘッダ搭載スペースを用意しています。

開発ツールへ簡単接続

ボード上には、ROMインサーキットデバッガ接続用DIPソケット搭載スペース※2を用意しています。また、ICE接続用ソケット搭載モデルもございますので、すでにお使いの開発ツールが活用できます。

ブートモードへの切替はワンタッチ

ボード上の小型スイッチ操作だけでブートモードに切替でき、プログラム書換のたびに動作モードのジャンパ設定を変えたり、スタックしたI/Oモジュールを外す必要がありません。

※1 モジュールによっては、システムクロックを8MHzで動作させる必要があります。
※2 メモリ増設およびROMインサーキットデバッガ接続は同じソケットを使用しますので、同時には対応できません。


HT1030ツールアップデートのお知らせ

HT1030に付属のツール「FLASHWR」を最新バージョンにアップデートします。
以下のページをご覧ください。

HT1030ツールアップデートのお知らせ


HT1030基板改変のお知らせ

以下の内容は2003年12月に告知した内容です。
現在公開のマニュアルには、下記内容も含まれております。
詳しい内容は、下記ドキュメントをご覧ください。

変更内容
HT1030-HENKO.PDF

新回路図
HT1030PUB4.PDF

 

製品ラインアップ

HT1030-U00 H8/3067 CPU
RoHS準拠
HT1030-03 PC接続ケーブル
RoHS準拠
HT1030-SKA 山一電機製ICEソケット搭載開発用モデル
RoHS準拠
HT1030-SKB 東京エレテック製ICEソケット搭載開発用モデル

仕様

プロセッサ ルネサス HD64F3067RF(H8/3067)
システムクロック 16MHz(原発振、分周可能)
メモリ SRAM:4KB(CPU内蔵、バックアップ無)+128KB(バックアップ付)
FLASH:128KB(CPU内蔵、書き換え回数100回min)
カレンダ時計 EPSON RTC62421/63421搭載可能(バックアップ付)
シリアルポート チャンネル0,1:RS232C
(チャンネル1はFLASHメモリ書き換えに使用)
チャンネル2:TTL レベル
ボーレートジェネレータ 各チャンネル独立、CPU内蔵
汎用入出力 34ビット(一部ピンは他のI/O機能と重複)
A/Dコンバータ CPU内蔵10ビット8CH(変換時間3.5uS)
タイマ 16ビットタイマ:3CH
8ビットタイマ:4CH
ウォッチドッグタイマ CPU内蔵
バックアップ 0.1F電気二重層コンデンサ(電池併用可能)
スタンバイ機能 システムクロック停止可能
ウェイクアップ機能
オプションソケット DIP32ピン1M,4MbitSRAM/EPROMをボード上に追加実装可能
(ROMインサーキットデバッガ対応)
基板外形サイズ 90.2×95.9mm(突起部含まず)
電源 DC5V±5%
消費電流 70mA(Typ.)/200mA(Max)/スタンバイ時0.5mA(Typ.)
動作温度範囲 0~+70℃

※外部接続なし、MAX242をシャットダウンした場合